「キャットシッターに興味があるけど、どうやったらなれるのか分からない」
「キャットシッターって資格が必要なの?取り方は?」
このような事を考えている人向けに下記の内容を紹介していきます。
- キャットシッターの概要や年収
- 資格の必要有無、取得方法や難易度
- キャットシッターの開業方法
- キャットシッターに関するよくある疑問1問1答
詳細は後述しますが、私自身キャットシッターの資格を取得していますので、経験を含めてまとめていきます。(↓こちら実際に取得した認定証です)
キャットシッターとは?
キャットシッターは簡単に言えば「猫のお世話をする人」を差します。
主な仕事内容な以下の通りです。
- 猫の食事や水の管理
- トイレ掃除
- 猫との遊び
- ブラッシングなどのスキンシップ
- ケガや病気などの緊急対応
このように思い描くのは猫との仕事になりますが、サービス業であることには違いありませんので、「ホームページや広告管理」、「ご依頼主との打ち合わせ」、「問い合わせ対応」、「経費の精算」などの事務作業も発生します。
キャットシッターは需要が高まっている?
キャットシッターは、近年需要が高まってきている職業でもあります。
一般社団法人ペットフード協会が公表しているデータによると、2013年の調査猫が840.9万頭だったものの、2023年最新のデータだと906.9万頭となっていおり、猫の飼育頭数は増えています。
猫の飼い主が増えていることを考えると、必然的にキャットシッターの需要は上がっていくと言っても良いでしょう。
キャットシッターの年収は?
キャットシッターの給料は、地域や経験によっても異なり、明確に〇〇円!という指標はありません。
ペットシッター事業をしている会社で雇われる場合、一般的には「月収15~25万円」で賞与は基本含まず、「年収180~300万円台」と言われています。
実際に求人を確認すると、業務委託やアルバイト・パートが多い印象で、時給は最低賃金のものもあれば1500オーバーもあり、ピンキリです。
キャットシッターになるには資格が必要?
キャットシッターになるためには、特定の資格が必須というわけではありません。ただし、動物、猫の飼育経験やに関する知識、コミュニケーション能力などが求められます。責任感、緊急時の対応能力が重要です。
ですが、冒頭でお話しした通り、私も取得済みの「キャットシッター」という資格はあります。
キャットシッターになるには資格は必要ありませんが、自分が依頼する側に立って考えてみると、キャットシッターの資格を持っている人の方が安心感がありませんか?
資格取得時に勉強する内容は役に立ちますし、資格保有者という肩書きも手に入るので、キャットシッターに興味がある人は取得しておくことをオススメします。
キャットシッターの資格取得方法は?
キャットシッター資格は 一般社団法人の日本ペット技能検定協会により認定されるものが有名で、ヒューマンアカデミーの通信講座「たのまな」の中から キャットケアスペシャリスト講座を受講する必要があります。
また、キャットシッター単品で取得するものではなく、キャットケアスペシャリスト講座を修了することでキャットシッターも同時に取得することが出来ます。
受験資格 | 協会指定のカリキュラムを修了する |
---|---|
年齢制限 | なし |
試験日、場所 | 在宅で随時受験可能 |
試験方法 | 筆記 |
受講料 | ※公式サイト参照 |
- キャットシッターの仕事に興味がある人
- 猫が好きな人
- 自宅の猫の気持ちが知りたかったり、健康でいてほしい人
- 動物関連職に就きたいのでスキルアップしたい人
キャットケアスペシャリスト講座を修了すると、↑このようにカッコよさげな認定証(賞状・免許証タイプ)を貰うことが出来ます。
キャットケアシッター資格で学ぶ内容は?
キャットケアスペシャリスト講座を受講することになるので、その名の通り猫について色々と学ぶことが出来ます。
送られてくるテキストは圧巻の600ページ以上もあり、専門学校でも採用されているとのことです。また、DVDで猫のケア方法や、グルーミング方法、看護技法などを動いている状態で見れるのはかなり勉強になりました。
少し驚いたのが、猫だけでなく犬に関しても学ぶことができるので、犬猫どちらも好きな方には最高の勉強かもしれません。
キャットシッターになる方法2選
キャットシッターになるには大きく分けて2つの方法があります。
- キャットシッター事業をしている企業に勤める
- 個人で開業する
就職する場合は会社から合格をもらえばいいだけの話しですが、個人で開業するには条件があるので詳しく解説していきます。
個人で開業するには必須条件がある
キャットシッターは動物を扱うお仕事なので、キャットシッター事業を個人で開業をする場合は、以下の流れに沿って行う必要があります。
- キャットシッターの資格取得(任意)
- 動物取扱業の登録(※条件有り)
- 開業届の提出
②の「動物取扱業の登録」は動物取扱責任者を1名配置しなければいけません。
動物取扱責任者になるには条件があります。
- 半年以上の実務経験
- 取り扱う動物種に対し実務経験同等の飼養従事経験が一年間以上
- 所定の学校の卒業
- 所定の資格等の取得
このうち「実務経験」または「飼養に従事した経験」は必須となり、残り2つはどちらかを満たしていれば登録可能となります。
所定の資格は以下の通りです。
愛玩動物看護師
愛玩動物飼養管理士(1・2級)
愛護動物取扱管理士
家庭動物管理士
動物介在福祉士
動物看護士(3級)
動物看護師(初級、中級、上級、教師)
トリマー(初級、中級、上級、教師)
認定ペットシッター
ペットシッター士 (特非)
猫にカスリもしない資格については省略していますので、全て見たい方はこちらのHPが分かりやすいので確認してみてください。
まずは求人を探すのもオススメ
キャットシッターとしての経験や実績を積むために、まずはペットシッターサービスや動物保護団体などでのアルバイトやインターンシップを探すのも有益です。
求人を見てみると探して、パートやアルバイトなら未経験OKで求人しているところが多い印象がありますので、 キャットシッターをやってみたいという方にはオススメです。
雇ってもらえれば、自分のスキルや信頼性を高めることができますが、そもそもの求人数が少ないので良い求人を見かけたらすぐにでも応募するようにしましょう。
キャットシッターに関するよくあるQ&A
企業に就職すれば未経験でもなれますが、開業するには必須要件があります
合格率は公開されていませんが、手厚いサポートの為、合格率はかなり高いと推測できます
ライセンス発行料はかかりますが、維持費はかかりません
「たのまな」からの取得が必須となります。ただ、完全在宅で勉強することができるので隙間時間でOK